遅刻・欠勤したら罰則があるの?!遅刻・欠勤の過度な罰則は違法?!遅刻や欠勤の適切な理由は何?

遅刻
会社で働く場合は、会社のルールに従う必要があります。

正当な理由が無い遅刻や欠勤が社会人としての評価を下げるのは当たり前ですので、理由無しに遅刻や欠勤は社会人としては、やってはいけないことです。

誰もが遅刻や欠勤をしてしまうことがあると思います。

そんなとき、注意されて会社での評価が下がるのは当たり前ですが、罰則がある場合があります。

会社によっては、1時間の遅刻をしたことで、1日を、ただ働きにされるということもあるようです。

しかし、そのような遅刻や欠勤の罰則は法律的に問題がないのでしょうか?

実際に働かなかった時間以上に給料が減るのは、おかしいと思う人もいると思います。

だから、遅刻や欠勤の罰則の基準を知っておきましょう。

○遅刻や欠勤の罰則は有り無し?

労働契約法で定められているノーワーク・ノーペイの原則によって、基本、会社は働いただけの賃金を支払うことになります。

だから、1時間の遅刻をした場合に1時間分の賃金が減らされたり、1日欠勤した場合に1日分の賃金が減らされたりするのは合法なのです。

それは当たり前だと思う人もいると思いますが、1時間の遅刻で半日分の賃金を減らされるという会社もあるのではないでしょうか?

遅刻や欠勤の罰則によって、実際の労働時間よりも賃金を減らされる場合には、就業規則による定めが必要になります。

だから、就業規則によって、遅刻や欠勤の罰則が定められていない場合は、遅刻や欠勤以上の賃金を減らすのは労働基準法違反になるのです。

しかし、就業規則で定めるといっても、会社が好き勝手に遅刻や欠勤の罰則を定めていいわけではありません。

労働基準法によって、就業規則で定められる減給の罰則には制限が定められているのです。

○労働基準法の遅刻や欠勤による減給の制限

・1回の額が平均賃金の1日分の半額を超えない 。

だから、遅刻した場合は、就業規則で定めれば、最高半日分までの減給が可能であるということになります。

・総額が1賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えない。

だから、欠勤や遅刻をした場合、1か月の賃金が20万円の人であれば、就業規則で定めれば、総額で2万円までの減給が可能ということになります。

ただし、10分の1以上の欠勤や遅刻をした場合は、基本、会社は働いただけの賃金を支払うことになります。

だから、いくら就業規則によって減給の罰則を定めていても、労働基準法内でなければ、違法になるのですね。

遅刻の理由

そして、遅刻や欠勤を理由に解雇通達をされることもあるかもしれませんが、それは違法かもしれませんよ。

○無断で遅刻や欠勤をしたら解雇される?!

会社によって違いますが、あまりにも無断遅刻や欠勤が多い場合は解雇される可能性があります。

しかし、1回の遅刻や欠勤での解雇は、違法になると言えます。

・遅刻や欠勤で解雇される流れ

遅刻や欠勤で解雇される流れとしては、基本、遅刻や欠勤の理由を聞かれて口頭で注意され指導されます。

そして、遅刻や欠勤の理由によっては始末書を書かされる場合があります。

それでも、遅刻や欠勤が続くようであれば、書面にて警告され、就業規則に基づき処分をされます。

処分としては、軽い方から、減給→出勤停止→降格→諭旨退職→懲戒解雇となります。

この中で処分として厳しく意味が分かりにくい、諭旨退職と懲戒解雇について簡単に説明をしておきます。

諭旨退職とは、会社が退職を勧告して、自主的に退職をするように促すことです。

しかし、諭旨退職に従わなかった場合は、懲戒解雇になる場合があります。

そして、懲戒解雇とは、いわゆる一般的にクビのことであり、事前の予告なしに、解雇予告手当も支払われませんし、退職金も支払われなかったりします。

懲戒解雇は、処分の中で一番厳しいモノなので、かなり重大な理由でなければ、法的に認められません。

だから、1回の遅刻や欠勤で解雇されることは、違法になるのですね。

誰もが不注意によって遅刻や欠勤をしてしまう可能性がありますが、そんなときの理由を考えておくことも大切かもよ。

○遅刻や欠勤の理由を考えてみる?!

遅刻や欠勤のきちんとした理由があるのであれば、その理由を言うべきですが、きちんとした理由が無い場合は、それなりの理由を言った方が自分のためにもいいかもしれませんよ。

嘘も方便という言葉を聞いたことがあると思いますが、ふざけた理由で遅刻や欠勤をした場合と、きちんとした理由で遅刻や欠勤をした場合とでは、相手に与える印象が変わります。

だから、きちんとした理由が無い場合は、きちんとした理由を考えておく必要があります。

しかし、あまりにも嘘っぽい理由やバレる可能性のある嘘は、自分の首を自分で絞めることになりかねません。

嘘つきのレッテルを貼られてしまえば、信用を取り戻すのが大変ですよ。

だから、遅刻や欠勤の理由として大事なのは信憑性であり、バレないことなのです。

そして、一番、憑性が高くバレない遅刻や欠勤の理由は、病気です。

遅刻の理由としては、おなかの調子を崩したのでトイレから出られなかったと言えば、相手も仕方がないと思いますよね。

欠勤する場合は、風邪などの理由であれば、次の日に治って会社に出勤してもバレにくいですし、誰でも病気は仕方がないと思うからですね。

しかし、ただ「風邪をひいたので休みます」と言うのではなく、具体的な症状を言うことで信憑性があがります。

他にも、めまいがする、吐き気がするなどの症状だけでも遅刻や欠勤の理由になります。

そして、遅刻の場合は、いろいろと理由を考えるよりも、「寝坊をしました」「忘れ物をとりに帰りました」などという理由であれば、きちんと正直に言った方が良い場合もあるようです。

基本、社会人になれば、会社のルールを守って、遅刻や欠勤をしないようにしなければなりません。

しかし、誰もが遅刻や欠勤をしてしまう可能性がありますので、遅刻や欠勤の罰則を知っておき、理由も考えておいてはいかがでしょう。

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