仕事をしていれば、基本、会社の人や取引先の人、そしてお客様と会話をする必要があります。
会話が苦手だから、仕事中の会話をしないというわけにはいきません。
だから、生活するために仕事をするのであれば、会話をする必要があるのです。
そして、仕事ではコミュニケーション能力が大切であり、会話力というコミュニケーション能力を身につけることは、仕事を上手く進めるために大切です。
だから、仕事をする上では、会話力を身につける必要があるのですね。
では、仕事で大切な会話力をアップさせるために学んでいきましょう。
〇会話は話すことの大切だけど聞くことも大切?!
会話は相手のコミュニケーションなので話すだけではなく、聞くことも重要です。
だから、会話をするときには、話すことばかりを考えてはダメなのですよ。
会話力のことを、話し上手なことだと思って、話すことばかりに集中していると、相手は面白くないかもしれませんし、コミュニケーションになっていない可能性もあります。
会話には、話す力と聞く力のバランスが大切なのです。
だから、会話力を上げるためには、話し上手と聞き上手にならなければならないということなのです。
・仕事で必要な話し上手とは?
仕事で必要な話し上手とは、面白い話しをできるということではありません。
内容を的確に伝えることができるのが、仕事で必要な話し上手なのです。
仕事上の話しでは、きちんとした言葉で、シンプルに相手が理解できるように話すことが大切です。
仕事の説明や状況説明、商品説明などの話しをするときに、事細やかに説明をする状況であれば、説明する必要がありますが、まずはシンプルに大切なことを話しましょう。
話しが長くて何が大切なのか?わからなくなってしまうような話し方は、相手の時間を無駄にしてしまいますし、内容がきちんと伝わらなくなります。
そして、相手が専門家で無い場合は、専門用語を使うと相手が理解できない場合がありますので、内容が伝わらないですし、嫌な気分になることもあります。
だから、仕事の話しの場合は、シンプルにわかりやすく話すことが大切なのです。
そして、仕事中でも、ときには、雑談も必要な場合がありますので、雑談のときの話題を事欠かないためにもニュースなどの情報や雑学を身につけておくことも大切ですね。
仕事で必要な話し上手は、面白おかしく話す技術よりも、シンプルに的確にわかりやすく話すことが大切なのです。
そして、会話では、話すことよりも聞くことの方が大切な場面が多くあります。
聞き上手の方が、話し上手より仕事が上手くいくことが多いかも?!
・仕事で必要な聞き上手とは?
聞き上手とは、ただ笑顔で黙って相手の話しを聞くだけではダメです。
相手が話しやすいように、相槌や質問を上手く取り入れて話しを聞くことができるのが聞き上手なのですよ。
そして、相手の話を聞くときには、相手の方をきちんと向いて、話しを聞きながら頷くことや表情も大切ですよ。
話しをしているのに、相手の方を見ないのは失礼だとおもいませんか?
真剣な話しをしているのに笑顔で聞かれていたら嫌ですよね。
そして、人それぞれのペースがあるので、自分のペースでなはく、相手のペースを乱さないように質問をして、相手が心地よく話せるようにすることが大切なのです。
話しを聞きだそうとしすぎて、相手のペースを乱すと聞き上手にはなれませんよ。
仕事を上手く進めるためにも、話し上手と聞き上手になりましょう。
そして、仕事をしていると初対面の方と話しをすることが多いと思いますが、どのような会話をすればいいのか迷ってしまうときがありますよね。
会話が止まって・・・・嫌な空気が・・・・。ということにならないためにも、初対面の方との会話の進め方を考えておいてはいかがでしょう。
では、初対面の方との会話について考えておきましょう。
〇仕事での初対面の方との会話
仕事をしていると、初対面の方と話すことが多々あります。
まずは、仕事なので名刺を渡して会社名と名前で自己紹介をします。
そして、仕事の話をすることになりますが、まずは、世間話をした方が場の雰囲気が和みますよね。
だから、「天気・気候」「ニュース」などを使って日常会話を始めるとスムーズに会話を始めることができます。
例えば「今日は、いい天気ですね。」「今日は、暑くなりましたね。」「朝のニュースを見たら〇〇だそうです」などです。
しかし、ニュースなどの話題では、あまり悪いニュースの話題は好まれないことが多いので注意が必要です。
そして、本題の仕事の話に入るときには、「さっそくですが」などを使って話が変わることを知らせれば、仕事モードの話がしやすくなります。
相手によって違いますが、仕事の話が終わったら、すぐに帰ってしまうのも今後の付き合いのためにはよくありません。
世間話をして相手のことを知るのも仕事をする上でとても大切ですよ。
でも、どんな話をすればいいのか?仕事上の友好関係を築くために話をしようとして、変な話をして嫌われたら逆効果です。
相手のことを知りたいから質問をしてしまう方もいますが、初対面でいろいろ聞かれると嫌ですよね。
だから、少しずつ相手のことを知るためにも、まずは、自分のことを話して質問した方がいいかもしれません。
例えば
「私は、〇〇出身ですが、〇〇さんは、どこの出身ですか?」
「私は、〇〇に住んでいますが、〇〇さんは、どこに住んでいますか?」
「私は、〇〇が趣味なのですが、〇〇さんの趣味は?」
「最近 〇〇に旅行に行ったのですが、〇〇さんは、最近 旅行はされましたか?」
こんな感じで、自分のことから話せば、相手も快く質問に答えることができるのではないでしょうか?
しかし、学歴や体型の話などは、相手がコンプレックスを持っている可能性があるので避けた方がいいです。
そして、自分のことばかり話すのもよくありません。
相手が話してくれたら、きちんと聞いて、話が途切れたら自分のことを話して、相手に質問するというような感じがいいと思います。
そして、あまり会話が弾まないのに、無理に話を続けることはありません。
会話があまり好きでは無い方もいるので、会話が弾まないようであれば、時計を見てそろそろおいとましますと言って話しを切り上げることも大切です。
初対面の方と話をするのは、緊張しますので会話が弾みにくいですし、相手のことを知らないので会話をするのは難しいです。
そして、初対面の印象が今後の仕事に大きく影響を及ぼすこともあります。
会話で相手が嫌な気分になり、嫌われて仕事が上手くいかなくなる場合もあるのです。
だから、まずは、相手に嫌われないことが大切なのです。
無理に気に入られなくても仕事はできますが、嫌われると仕事がしづらくなるからですね。
だから、初めは当たり障りのない会話の方がいいのです。
そして、時間をかけて打ち解けていけばいいのですね。
そして、会話が弾むことは悪いことではありませんが、相手が話好きで話が長くなり過ぎると仕事に支障をきたす場合があります。
しかし、話を途中で無理に中断させては、相手に嫌な印象を与えてしまう可能性がありますよね。
だから、あからさまに会話を中断してしまうのも問題です。
そんなときには、会話を中断するテクニックも必要になるのではないでしょうか?
〇会話を中断する為のテクニックも必要?!
話が長すぎて時間を取られれば、他の仕事に影響を及ぼしますので、難しい所ですが、やはり会話を中断しなければならないときがあります。
そんなときのためにも、相手に悪い印象を与えないで会話を中断させる方法を身につけておくことが大切なのです。
相手に悪い印象を与えないで会話を中断するためには、まずは、タイミングが大切になります。
話している方の話が一段落するタイミングを見逃さないことです。
会話の絶頂期に会話を中断されると相手は嫌な気分になりますので、会話を中断させるタイミングが大切なのですね。
タイミングを見計らい、時計を見ながら「すみません。他の予定がありまして、そろそろおいとましなければなりません。」 や「もっとお話を伺いたいのですが。またの機会に是非続きを聞かせてください。」
という感じで言えば、相手も時間が無いことを解ってくれます。
注意する点としては、話好きな人に質問をすると、どんどん会話は続いてしまいますので、会話を中断したいときには、うなずいて聞きながら会話の切れ目でタイミングよう会話を中断するための会話ですよ。
間違っても会話を中断しようと思っているときに、相手に「まだ時間は大丈夫ですか?」などと聞かない方がいいです。
相手が「まだ時間は大丈夫だよ。」って言われた場合は、延々と話が続くことになるかもしれません。
相手の時間を気にするのは、自分が会話を続けたいときですよ。
会話を中断したいときには、タイミングと時間が無いことを伝えることが大切なのですね。
会話は仕事を上手く進めるためには、とても大切ですので、会話力を高めることも仕事をする上では大切なのですね。